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ルナ・ケンゾー君によせて  池本 武 先生

ルナ・ケンゾーのギター演奏、CD制作にあたって著名な先生方から頂いたお言葉の中からご紹介します。

 
「皇帝・運命」ベートーヴェンを弾く  <ギターソロ 編曲・演奏/ルナ・ケンゾー>
 1.ピアノ協奏曲第5番「皇帝」作品73    2.交響曲第5番「運命」作品67


<武蔵野大学・作曲科教授  池本 武先生>
 ギターを自分で演奏すると言うことより、ギターという楽器の良さ、特徴をよく知っている。だから、本物のギターの曲を書くことができる。その点においては、これほどギター音楽に真面目な態度で接している人も珍しいと思う。
 作曲だけでなくクラシックの名曲の中から、ベートーヴェンの「運命」「皇帝」チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲」等の大曲をギター独奏曲に編曲した意気込みと才能を僕は高く評価したいと思う。



「ルナ・ケンゾー 名曲を弾く」  <ギターソロ 編曲・演奏/ルナ・ケンゾー>
 1.シューベルト作曲 未完成       2.チャイコフスキー作曲 ピアノ協奏曲
 3.ドヴォルザーク作曲 新世界より    4.スメタナ作曲 モルダウ 


<武蔵野大学・作曲科教授  池本 武先生>
 ギターには沢山の作曲家が多くの名曲を書いている。しかし交響曲やピアノ協奏曲等、原曲そのものの演奏が難しいものをギターの曲に編曲する事はあまり例を見ない。ルナ・ケンゾー君がこれに挑んだ事に僕は敬意を表する。
 ルナ君が初めてこれらに挑戦したのは、1995年に東京音楽書院からベートーヴェン作曲の交響曲「運命」とピアノ協奏曲「皇帝」を出版したとの事で僕の家に来られ、多少ではあったが僕がアドバイスをした時から始まる。此の度種々の交響曲・ピアノ協奏曲を編曲し、演奏をしてCDを作ったとの事で、これらを聴かせて頂き、その印象を書く事にする。
○シューベルト作曲の「未完成」は第一主題の初めからの旋律をトレモロ奏法にした事は正解であり、第二主題の半拍遅れのリズムもよく出ており、第一・第二の対比をよくだしている。第一楽章全部を書くのは大変であるため展開部と再現の一部を省略してあるが、無理な繋ぎ方をしているわけではないので、これで良いと思う。
○チャイコフスキー作曲のピアノ協奏曲であるが、此の曲のピアノ奏法そのものが非常に難しく、ギター演奏では無理な事はわかっているので、どうしても旋律がやさしくそれに出来るだけの和音をつける、ということになり、此の第一楽章は非常に長いので、これだけの省略はしかたあるまい。
○ドヴォルザーク作曲の交響曲「新世界」は第一主題・中間主題・第二主題からなり、それぞれに重要な特徴と意味を持っているが、それをよく出して編曲してあり、展開部と再現部での多少の省略はよいであろう。
○スメタナの「モルダウ」は交響詩「我が祖国」の2曲目であり、チェコ人の彼が民族色を強く出した名曲である。絶対音楽の交響曲にくらべ、交響詩はもっと感覚的であるので編曲はしやすく以上4曲の中で一番良い出来であったと思う。
 全体を通して演奏も非常に優れている。
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  当時、クラシックを学ぶことに貪欲であった私に、池本先生は惜しみなく音楽について教えて下さいました。
 ご自宅では和服姿でくつろいでおられた姿を記憶しています。
 「しかし・・・・・」と、池本先生の口癖がなつかしく思い出されます。

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