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2016-06-08:初稿

歌とギターに捧げる人生

【社会福祉法人陽気会代表 高橋 百樹】
 ルナ・ケンゾーは、ギターを友としてから今年で40有余年。幼い頃に手づくりのバイオリンを奏でていた父親の影響もあって、自然に音楽への憧れが芽生え、飲み屋街の路地裏で流しをするようになった。
 ルナ君の進路を音楽の道に決定づけたのは、テレビの歌番組に出場してチャンピオンになり、審査委員長をしておられた演歌の大御所・作曲家の古賀政男先生から声をかけられ、ギターを弾き歌える最後の弟子として認められたことだった。(のちアントニオ・古賀氏の付き人となる。)

 好きと器用さで始めた自己流の歌とギターは振り出しに戻り、音楽理論の基礎と発声・演奏技術の基礎から改めて叩き直す機会を持つことになった。器用さだけで世に出ている人は多いが、彼のように機会を得たといってもスタートに戻って勉強し直す真面目さと真剣味は単なる「好きだから」というに止まらず、天職として位置づけようとする彼のやむにやまれぬ信条が伺える。大衆を相手とし、音楽を通して自己主張する道を歩みながら、垣間見るシャイな一面や生真面目さがそれを裏付ける。
 地道で窮乏の日々の積み重ねは、卓越したテクニックで駆使する独特の音の響きといぶし銀のような力強い歌声を生み、根強いファンの支持を捉えている。
 この、心を揺り動かすような音の響きを、さらに大きく開花させたいものである。


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