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2013-03-02:初稿

さよならミニエコー 最後の一両電車

 「下西条を走るJR中央辰野線の一両電車・ミニエコーが3月15日をもって老朽化のため引退することになりました。山すそを走る赤白のかわいい姿が見られなくなることは本当にさびしいことです。そこで、普段外から眺めているだけの一両電車に乗車して、名残を惜しみたいと思います。」
 塩尻市の「下西条みどりの会」の皆さんの呼びかけで、一緒にふるさとの一両電車に乗ってきました。

 塩尻駅です。2番線に辰野線「ミニエコー」が入ってきます。
 塩尻−辰野間をピストン輸送する日々を、延々と繰り返してきました。
 僕がこの駅から電車に乗るのは何十年ぶりかな。なつかしさでいっぱいです。


 荷物輸送廃止により、余剰となったクモニ143形を旅客車に改造したクモハ123-1ミニエコーの客室内はオールロングシート。定員126(座席54)名、他の電車には見られないめずらしいものだそうで、確かに座席が長〜〜いです。ミニという割に収容量は大きいですね。辰野行きの「ミニエコー」は定刻に塩尻を発車。ここから20分間の旅です。

 普段の乗車客は3〜4人位だそうですが、今日はリュックを担いだ人、カメラを手にした人、走る音を録音に収める人などでシートはいっぱいになりました。先を急ぐ用もないのだから、もっとゆっくり走ってくれればいいのにな・・・。

 車窓の眺めをゆっくり楽しみたい、そんな個々の思いに関係なく、一両電車はいつも通りに走り、定刻に辰野駅に着きました。参加者18名。
 「記念撮影をするから集まって〜。」呼びかけるも全員集まるのはなかなか難しい。
 ここからタクシーで横川かやぶきの館に向かいます。

 横川かやぶきの館 (長野県上伊那郡辰野町横川2766番地)
 日本一の大きなかやぶき屋根に驚き、重厚な木造の廊下や天井と温かみのある照明、田舎の懐かしさを思い出させます。渡り廊下でめぐる総平屋造りの館です。
 信州そばに大きなお風呂、アルコールも入っておしゃべりも尽きません。

 信濃川島駅、ここは無人駅です。
 駅が川をまたいでいて、ホームを吹き抜ける風がとにかく冷たい。
 お風呂で温まった身体も冷え切ってしまいそうです。

 塩尻駅です。
 小野駅からトンネルを通って、桃、梨、ぶどう、リンゴなど下西条の果樹畑を見渡すことができました。寒さに耐えながら春を待つ姿をいじらしく思い、芽吹きとともに白、ピンク、赤、緑で一面染まる日がまもなく来ると思うと、胸がワクワクしてきます。

みどりの会の皆さんとご一緒できて、一両電車に乗れて、楽しい一日でした。

塩尻駅発9:33−辰野駅着9:53−横川かやぶきの館にて昼食と入浴−信濃川島駅発15:06−塩尻駅15:23 解散



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