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2009-10-05:初稿

いなご捕り

10月3日(土)
 塩尻では雨の日が続いていましたが、この日、ようやく晴れました。
 
 昔からタンパク質・カルシウム補給源として普通に利用され、鍋で炒る・醤油や砂糖を加えて甘辛く煮付ける等して調理され食用にされていたいなご。
 稲を食べる害虫とされると同時に水田から得られる重要なタンパク源として扱われ、子供の頃から食べてきました。母の作ってくれたあの味がなつかしく、自分で作ってみたい思い立ち、今日は塩尻市下西条・笠原洋司さんの稲刈りの済んだばかりの田んぼでいなご捕りです。 

 
 「さあ、たくさん捕まえるぞ。」と張り切って畦道に足を踏み入れましたが、足元からあっちこっちへピョンピョンと飛び跳ねて逃げ出し、その素早いこと。 ザワザワと刈り取りの済んでいない稲の中に逃げ込んでいく音も聞こえてはくるものの、これはとても捕まえられません。 
 「いなごは飛ぶ」のです。 バッタは自分の身長の数十倍の高さまでジャンプする力をもっていますが、いなごは翅を使って長距離飛行を行うことが可能なのだそうです。 

 用意した袋に一杯とはいかないまでも、ズッシリと手ごたえある収穫で、ふるさとの新鮮な空気を吸いながら久し振りのいなごとりでした。
いなごのつくだ煮

 
○ イナゴは、袋詰めにしたまま1〜2日放置します。これは腹にたまった糞を出しきるのを待つためです。(いなごの食べ物はイネ科の植物なので、この工程をはぶいたところで問題はないと思う。実際、やらない人もいる。)
○ 鍋に湯をわかし、イナゴを生きたまま投入。このときすかさず蓋をしめないと、イナゴが跳ねて逃げ出すので注意が必要。イナゴは火が通るとエビのように赤くなります。(ギザギザのある後ろ脚や羽を取り除く人もいますが、私は何も取らずにそのまま調理します。)

 こうして下ごしらえしたいなごを、大きめの鍋に砂糖・醤油と一緒に入れ弱火で時間をかけて煮ます。後半は水分が少なくなり焦げやすくなるので、更に弱火にして何回もかき混ぜながら、照りが出てくるので更にかき混ぜて、水気がなくなったら器に入れて出来上がりです。 

 これぞ、母の味! ふるさとの味!

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