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2009-03-17:初稿

わんぱく少年 遊び4 竹馬

3月17日(火)
 私の子供の頃の遊び、悪戯の数々を「わんぱく少年 遊び1遊び2遊び3」と、思い出しながら紹介しています。その悪さぶりに驚かれる方、そんなこともあったとなつかしんでくれる方、いろいろだと思います。

 和夫サと二人、磁石を縄の先に縛って腰に巻きつけ、針金や鉄くずをくっ付けて集めて歩きました。ちょっとした小遣い稼ぎです。あっちこっち歩きまわり、沢山あつめたゾオと思っても、売りに行った鉄くず屋のおじさんから貰えるのは5円くらいで、すぐに駄菓子屋へとんでいき飴玉などを買ったものでした。

 屋根の高さ位もある竹馬に乗って周囲を驚かせたものです。木の枝から乗りはじめ、屋根のあるところまで歩いていって降りたり、また木の枝まで戻って降りたりします。もちろん自分で作りました。仲間たちはそんな高いのは怖がって乗れませんでした。高さが2メートルくらいはあって、高くて気持ちが良かったですよ。
 子供なりに、自分で一生懸命に竹馬を作ったものですが、今は通販でも買えるそうです。最近の子供さんには30センチくらいの高さでも難しいんじゃないかと思いますがどうでしょうか。

 屋根に登ると、瓦の下にすずめが巣を作っていたりしてこれを見つけると大喜びしました。瓦をはがしてすずめの卵やひなを取り、屋根の穴はそのままにしておくものですから、雨が降るとたちまち雨漏りです。「ツギーッ、またお前だな!」と、またまた怒られます。近所の家の屋根でも平気で登って、瓦を割ったり穴をあけたりして、懲りずに土蔵に放り込まれました。

 屋根からとってきた雀のヒナを、餌付けをして飼い慣らしたこともありました。えさは小さな蜘蛛をとってきて、生きたまま食べさせます。えさをやる時はいつも空き缶をカンカンと叩いて食べさせていて、毎日それを繰り返していると、遊びに行って帰って来てカンカン叩くと、待ってたようにチュンチュン鳴きながら寄ってくるようになりました。家の中に放し飼いにしていたので、あちこちにフンをしましたが、僕は全然気になりませんでした。上手に飛べるようになり外へ出してからも、学校から帰って来て空き缶をカンカン叩いて呼ぶとしばらくは飛んで来ましたが、そのうち野生に戻ったのか帰ってこなくなりました。可愛かったなあ。

 当時の田舎の子供は、履物といえばたいていわら草履でした。あれでよく山や畑を走り回ったものだと思います。草履をはいたまま木に登ったり、親戚の家の黒塀に乗って倒して逃げたりと、とにかくよく遊びました。わら草履はすぐに磨り減ってボロボロになります。そうすると新しく作るのです。もちろん、自分で。叩いてやわらかくした藁を5〜6本ずつ両手に持ってよじり、縄を作ります。次に足を使って縄とわらで編みこんでいき、30分もすればできあがりです。
 冬でもはだしで草履のこともあったし、お下がりで大きめの長靴の底には藁を敷いて履いていました。厳しい環境でしたが、そんなことを感じさせないくらいみんな元気でした。

※ 草履は鼻緒を指と指で挟むようにすることで、足の指の刺激になり、とても健康的です。

 −続く−

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