ホーム > ルナ・ケンゾー紹介 > 生い立ち >
2009-03-11:初稿

わんぱく少年 遊び2 蒸気機関車

3月11日(水)
 「わんぱく少年 遊び1」に引き続き、こどもの頃のなつかしい腕白ぶりです。今回は蒸気機関車にまつわる遊びです。

 私の育った、塩尻市下西条の山裾には蒸気機関車が走っていました。
 線路がカーブしている登り坂にかかると、スピードがだんだんゆっくりになります。ちょうど、塩尻駅から小野駅に向かう途中です。
 雨で線路が濡れている日などは、登りながらジャッジャッジャッジャッ、ジャジャジャジャジャーと、まるで一生懸命にナンダサカ、コンナサカ、と言っているように聞こえてくる。
 そこをねらって走っている20両連結くらいの貨物列車の一番後ろの車両に飛び乗り、トンネルに入る手前で飛び降りるのでした。これがたまらなくスリルがありました。

 トンネル入口の上に登って汽車が走って来るのを待ち伏せし、機関車のエントツに石を投げ、いくつ入るかという遊びもしました。蒸気機関車ですから、モクモクと白い煙をはいて向かってきます。そこに石を放り投げようとするのですから、蒸気の熱気とともに煙で遊び仲間みんなの顔も服も全身ススだらけで真っ黒になりました。石が入ったかどうか・・・・・・これは定かではありません。

 また、線路に五寸クギを置いて汽車の車輪に轢かせるのですが、これは、ペッタンコになった五寸釘をヤスリで磨いて小刀を作るためでした。このお手製の小刀を使って木の枝を切ったり削ったりと、遊び道具として使ったのです。

 肝試しをしようと、線路下のわずかなすき間にもぐり込み、蒸気機関車が上を通過するまで身動きしないでジッとしていたことがありました。ガタゴト騒音とはげしい振動に身を震わせながらひたすら早く通り過ぎてくれと思ったものです。終わったあとは平気な顔をして「オレは強いんだぞオ。」といばってみせたりしましたが、これをやれたのは私と和夫サだけで、さすがに他の遊び仲間はついてこられませんでした。

 なんて危険な遊びをしていたのか・・・・・・・今考えるとゾッとしますね。


 −続く−

タイトル  
お名前  
email  
ご感想  
ご確認  上記内容で送信する(要チェック

 


ホーム > ルナ・ケンゾー紹介 > 生い立ち > わんぱく少年 遊び2 蒸気機関車