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2008-06-27:初稿 2008-06-30:更新

ふるさとのほたる狩り(長野県塩尻市下西条)

6月25日(水)  
 立体地図工房で長居をしてしまった! ほたるが見られるという、田川へ急ぎました。
 たいへんだぁ〜、ほたるが寝ちゃうぞ。

 風もなく、川の水の流れる音と田植えの済んだばかりの田圃からはゲーコ、ゲロゲーロと蛙のなく声が響き渡っていて、こどもの頃に遊んだ小川・田川には護岸工事が施されてはいるものの雑草に覆われ、ところどころには葦が群生したり樹木が生い茂っていました。子どもの頃はこの川にうなぎ、どじょう、かじかがいて、ガラス製のウキを沈めておいて翌日取りに行くと何匹も入っていたものです。ほたるの姿がほとんどみられなくなってしまった時期もあったそうですが、農薬を減らしたり川の浄化に努めたりしてほたるの住める川になったとのことです。

 土手からほたるを探して目を凝らすと、水際の茂みの中にしっかりとした点滅が二つ三つ、あちらにもこちらにも光っているのを見つけ、思わず手を叩いてよろこんでしまいました。
 笠原さんが一匹捕まえて両方の手のひらの中に包むようにして見せてくれて、車の中に入れて観察することにしました。ほたるもはじめはビックリしたのか灯りを消してどこかに隠れていましたが、しばらくすると窓ガラスにくっついてお尻をピカーッ、ピカーッと光らせ立派な源氏ぼたるの光る様子を見せてくれました。体は黒くて体長は1.5センチ以上はあるだろうか、お尻の灯りはぽっこりと大きくて立派でそれは力強く見えました。

 上流のほうがもっと見られるかもしれないと、場所を移動する。昨日の雨で下流へ流れてしまったのかとか、もう遅いから寝てしまったのかも、など言いながら土手を歩いていくと、川の中の大きな茂みの中にいくつもの点滅があり、ほらあそこに、ほらこっちにも、とみんなで見とれていました。

 いつもならほたるは9時頃には寝てしまっている時間だというのに、この日は僕のために11時近くまで起きていて、一生懸命光らせてくれたんだ。きっと、そうなんだ・・・・・。ほたる君たち、ありがとう。

 案内してくれた皆さんも、今夜は一緒にほたる狩りを楽しんでくれました。
 帰り際に車内のほたるをみんなのところへ帰そうと放すと、夜空に高く飛び上がってから静かに下りて藪の中へ消えていきました。 ほたる君たち、おやすみなさ〜い。

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