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2008-03-03:初稿 2012-03-03:更新

高橋正樹プロデューサーとの出会い.

 高橋正樹氏は、テレビ朝日のプロデューサーとして主にドラマを中心に担当され、特に『特捜最前線』は、第1話から10年間に渡ってチーフプロデューサーを務め、シリーズを大きく支えてきました。
 また、右門捕物帖(主演・杉良太郎)、非情のライセンス(主演・天地 茂)、西部警察(主演・石原裕次郎)、アニメではドラえもんなど、数多くの人気番組をプロデュースされています。

 新宿のルナといえば知らない者はいないとまで言われ、弾き語りであちこちのクラブからひっぱりだこで超売れっ子の頃でした。(当時はルナ憲一)
 歌舞伎町のクラブ「アイドル」で弾き語りをしていた私に、テレビ朝日のプロデューサー、高橋正樹氏からドラマに出てみないかと声を掛けていただいたんです。思いがけないことで驚きました。

 人気刑事ドラマ「特捜最前線」も初期の頃は、挿入曲はオーケストラを使っていたのですが、生の音を使いたい、ということでギターの演奏を一手にまかされレギュラーで使っていただけることになったのです。

 最初は音楽のみの起用でしたが、そのうち役者としての出演もどうかということになり、脚本家の長坂秀住氏、監督の野田幸雄と組んでシナリオを書いて下さって、できあがってきたのが「殺人メロディーを聴く犬」の三戸辺 健・役でした。本が出来上がって体当たりの演技でしたが、生まれて初めて役者をこなしたのはいい思い出です。

 それからは二谷英明さん、大滝修治さん、本郷功次郎さん、藤岡 弘さん、横光克彦さん、夏 夕介さん、誠 直也さんほか、レギュラー出演者との意気もぴったり合って、毎週東京大泉の東映撮影所のスタジオで出来上がったラッシュを見ながら、監督から「ルナちゃん、ここ殺される場面20秒」「ジャジャジャーン」と場面に合った効果音や演奏を入れていくのです。刑事たちが現実に悩みながらも事件を解決していく姿を描いたヒューマンドラマとして、毎回高い視聴率をかせぎました。私、ルナ ケンゾーのギターの生音の哀愁と臨場感あふれる演奏もなかなかの好評で、最終回まで演奏させていただきました。
 エンディングテーマの「私だけの十字架」は、私にとって今でも大切な名曲です。

 <特捜最前線の台本>
 当時はルナ憲一の名前で出ていました。しばらくしてから最後に流れるテロップのスタッフの中に"ルナ憲一"の名前を出してもらえるようになり、その時はうれしかったですね。現場のスタッフ、出演者との交流も楽しく、放映される番組を毎週自宅のテレビでみるのが楽しみでした。
 特捜最前線の台本は、今でも大切にしています。

 時間には人一倍厳しい方で、現場の関係者で時間に遅れたりする人はいませんでした。脚本が気に入らないと何度でも作家に書き直しをさせることもあり、仕事にも厳しく、高橋プロデューサーが撮影所入りすると出演者、スタッフ間に緊張が走ったものです。
 私は高橋正樹プロデューサーの車の運転をしてご自宅までお送りしたり、時には御殿場のゴルフ場へお供するなど、公私ともにかわいがって頂きました。

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